電子式真空調整器（0〜-100kpa）

KaoLuの電子式真空調整器QKL-B3Vは、インライン型真空調整器の一種です（下図動作模式図）。一方のポートは真空源に接続され、もう一方のポートはチャンバーに接続されています。この精密真空レギュレーターは電子的に動作し、様々な入力条件にもかかわらず、最高レベルの均一な真空圧を調整します。真空レベルは、真空圧制御装置への電子コマンド信号に直接リニアに比例します。0-10Vが0〜(-)14psigに対応する場合、デジタル真空レギュレーターへの5VDCコマンド信号は、(-)7psigの真空圧を発生させます。電子式真空調整弁QKL-B3Vの流量は、640L/minです。それ以上の流量が必要な場合は、負圧レギュレータにボリュームブースターを接続することが可能です。デジタル真空レギュレーターQKL-B3Vは、アナログまたはデジタル制御信号により真空レベルを調整することができます。このレギュレーターは自己復帰型ではなく、目標真空レベルに到達するために余分な空気を排出することはありません。モニター出力は、アナログ出力とスイッチ出力があります。

QKL-B3Vは、閉ループ電子制御によるデュアルソレノイドバルブ原理で動作します。内部の負圧変換器が真空レベルを監視し、真空圧力レギュレータバルブの入口と出口の電磁弁の動作を制御します。この特別な設計により、QKL-B3V電子真空制御レギュレータは、任意の方向にインラインで設置することができ、高流量、高精度、高再現性を提供します。当社の真空圧力コントローラは、デジタル通信の利点を持ち、ユーザーはリモートでレギュレータの状態を校正、監視することができます。防塵保護に関しては、QKL-B3Vデジタル真空レギュレータはIP65に準拠しており、M12ケーブル接続により、ユーザーはインライン操作で簡単に取り付け、取り外しができます。

QKL-B3V電子真空レギュレータは、熱成形、リークテスト、チューブ押出、タンクブランケットなどのアプリケーションで使用されています。大量の空気圧の出入りを可能にする入口圧力と出口圧力の両方を制御するために、ユーザーは真空流量レギュレータを利用することができます。詳しくは弊社工場にお問い合わせください。

その他、チャンバー内の真空度を制御する真空レギュレーターも取り扱っております。FCシリーズ真空破壊装置のアプリケーションをご参照ください。 https://www.genndih.com/proportional-flow-control-valve.htm

• コマンド信号タイプ0-10Vの場合，最小駆動電流は50mAです。